平成27年度 商業科実習教員研修会 実施報告書
当 番 校 三重県立四日市業高等学校
開 催 日 平成28年3月7日(月)
午前の部
各学校の状況を情報交換した。それぞれ特色ある取り組みを行っており、“ネット津商ップ”や“泗商生が運営するネットショップ みえまなびや”、“小学生に教えるメディアリテラシー”、“検定サマー・ウィンタースクール”など、三重の商業が活発になるような取り組みが報告された。また、少人数クラス(欠席が多い)での、生徒のやる気を出させるにはどうしたらよいかを日々奮闘しているという報告もあった。
その他、「電子商取引」の進め方についてや、サポート終了間近のVistaのパソコンについてなど喫緊の課題が挙げられた。
各学校・地域で我々の役割の違いはあるが、これからも生徒との会話やコミュニケーション能力の育成を大切にし、地元の経済を発展させるような人材を育てていきたい。
午後の部
新科目「電子商取引」について実習研修を行った。
まず最初に今年度本校の授業状況の報告をした。教科書に沿って手探りのまま、1学期は座学、2学期手打ちWEB制作、そして卒業制作という流れで授業を展開した。1年を終えいろいろ課題が見えてきたので、生徒の興味を引かせかつ将来身になるような授業計画を教諭とともに検証していきたい。
次に、手打ちタグでWEB制作実習を行った。今回は、電子商取引にちなんで会員登録画面のページ(イメージ図)を制作した。
まずは、このページ構成のイメージを捉える。ページを5つのボックスに分割したと捉え、
で一つひとつに名前をつけて構成していく。難関だった所は、本記事部分とサイドメニュー記事との横並びにする部分であった。タグ入力をたった一文字でも間違うと思う通りに表示されない。参加者皆一字一句に集中して制作していた。その他、写真に文字を重ねるタグがあることを知ったり、WEBページ作成ソフトウェアを使用しなくても、フリーソフトのエデュタでここまでのページが作成できることを学んだ。
次年度当番校
宇治山田商業高等学校
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