今年度は、研修会史上初めて亀山高校で開催しました。
当校は、県内唯一である情報の学科(システムメディア科)を持つ学校で教員も10名配置されています。3年生が家庭学習の期間で生徒が少ない気がしましたが、礼儀正しく元気な雰囲気がありました。
【事前準備】
亀山高校と北星高校とが会場事務担当でしたので、二者間でグループウェア(デスクネッツ)の電子会議システムを利用し連絡を密にとりました。他の実習教員にも、アンケート機能を利用し、各学校の様子などを情報収集しました。これによって当日の協議が、学校紹介だけに終わらず、もっと踏み込んで実習教育の充実に向けた情報交換・議論が展開されるよう企画しました。
【当日】
午前は討議を行いました。
キーワードは、「タブレットを活かした授業展開」
今後広まるであろう(小中学校では既に整いつつある)タブレット。実習教員として、これを活かした授業をどう企画していくか、を模索しました。機器だけ揃えて部屋の置き物(オブジェ)状態にならないよう、商業科職員全体で考えていく必要があると思います。
その他、新検定に対応した授業展開など、いかに教諭の先生方とともに商業教育を進めていくべきか話し合いをしました。
午後には、講師に川合尭人さんを迎えて、「グラフィック実習」を開催しました。授業や分掌等で活用できそうな内容でした。
キーワードは、
「作成前に解像度を意識せよ!」
「ベクター方式とピクセル方式を使い分けろ!」
「ベジェ曲線を駆使せよ!」
~川合尭人さん プロフィール~
平成20年3月卒業システムメディア科2期生。在学中に「システムメディア」を起業、様々な分野で活躍する傍ら、亀山高校非常勤講師を務めている。 |
以上、来年度は、津商業で開催の予定です。
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